高血圧は予防できるの?

血圧は上げてしまってから治療するのではなく、なるべく上がらないように予防することが大切です。
そのために若いうちからいろいろと対策を行っていくことが重要でしょう。

日本食というのはもともと塩分が多く含まれています。
海外と比較してもかなり多めであったことから、近年では減塩を進める声が高まっています。
そこで学会においても1日当たりの食塩摂取量を6g未満に抑えるという事が発表されていますが、実はこの数値は海外と比較するとまだまだかなり高いと言えるのです。
欧米では1日当たりの理想的な食塩摂取量は3.8gとされており、大きな開きがあることがわかります。
6g未満であるからと安心するのではなく、より下げていくことが求められているのです。

食事は毎日とるものですから無理に減塩をしてしまうと長続きしなかったり反動が起きたりします。
そこで揚げ物を食べるときには醤油やソースではなく、レモン・ゆず・胡椒といった味付けで食べることがおすすめです。
柚子胡椒日本食に欠かせない出汁も重要です。
出汁を濃い目に摂ることで味付けがしっかりするため、薄味で仕上げても美味しく食べることが出来ます。
ラーメン・うどんといった麺類が大好物の人も多いと思いますが、汁の半分くらいは残すようにしましょう。
味付けの変化は急激に行うと物足りなく感じますが、徐々に塩分を減らしていくことで違和感なく減塩していくことが可能となります。

DASH食って何?

日本ではあまり知られていませんが、DASH食という血圧を上げないための食事を積極的に取り入れることも効果的です。
アメリカで開発されたDASH食は、野菜や果物・ナッツ類・豆類・魚類・低脂肪乳製品・穀類を中心とした食事メニューで、血圧を下げる効果が高いものです。
アメリカではこうしたDASH食を中心に食べることで、上の血圧が11mmHg以上・下の血圧が5mmHg以上下がったと報告されています。

DASH食のメニューは低脂肪・低コレステロールであり豊富なミネラルを摂ることが可能です。
アメリカ人と日本人では体質に差がありますが、こうした血圧を下げるための食事は積極的に取り入れることが推奨されています。
もちろん間食や夜食といった習慣も肥満から高血圧になるリスクが高まります。
特に夜は脂肪として蓄積されやすい時間帯となるので注意した方がいいでしょう。

体を動かすことも高血圧の予防には効果的です。
体を動かすと交感神経の働きが抑制されて血管が広がり、血圧が下がります。
ウォーキングやサイクリングを1日30分程度行うことが有効です。
1回10分程度を数回に分けても効果はあるとされています。

高血圧の予防は一日にしてならず。
禁煙・深酒禁止・食生活・体を動かすといった日常生活の改善によって、しっかりと血圧をコントロールしていくことで高血圧を予防することは可能と言えるでしょう。

近年若い世代でも高血圧予備軍と言われる人は増えています。
しっかりと予防していくようにしましょう。

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